てがみ~未来への約束~

波乱の交際宣言!

「じゃ、先に戻るから」

そう言って、

手をひらひらとさせて

部屋を後にしたかーくんの姿を、

ぼうっとした目で見つめた。

かーくんに触られた場所が、

ぽっぽと熱を帯びてる。

かーくんの素直な気持ちを聞けて、

そして私たちの関係がハッキリして、

すっごく嬉しい。

ドクンドクンと大きな鼓動を立てる

私の胸が今はとても幸せに感じる。

でも……






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