てがみ~未来への約束~
でも、やっぱり、

課長には注ぎにいかなくちゃ

まずいよね?


そう思った私は、

近くに置かれていたビール瓶を手にすると、

上座に座っている課長のもとへ近付いた。


「課長」


いつもよりも声を張り上げて呼びかける。


すると、

課長はむすっとした表情で私へ視線を向けた。


なんで、課長、機嫌悪いの?


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