てがみ~未来への約束~
「え……?」


課長って、

ひょっとして、もしかして……。


「やっぱり、課長って、

 かーくん、なの……ですか?」


あまりの変な言い回しに、

自分が恥ずかしくなって、

顔が熱を帯び始める。



だって、

初対面の時、

まるで別人のように冷たく接していたから、

かーくんと同一人物だなんて、

どうしても思えなかった。


でも、今、

目の前にいる課長は……。




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