龍王 【完】
「お前らはどう思う?2年から選ぶか、
1年から選ぶか。」

「歴代はどうなんだけ?」

「匠、お前が斗輝の後に継いで、その間に
1年と2年を幹部に入れたらいいんじゃねぇのか?」

「はっ…俺?無理。斗輝が辞めるなら俺も辞めるし…」

「別に俺が辞めても残ればいいだろ?」

「俺も高校出たら真帆と一緒になるつもりだし、会社の
仕事なれるのもいいんじゃねぇ。家庭もつならさぁ…
それに最近、親父も真帆の親の手前とか言うし…
潮時かなって思ってた。」

「お前らって大変なんだな。」

「一応、聞いてみるか?
十也さんに。参考になるんじゃねぇの?」

「「だな…」」

俺と匠は來斗の意見に賛同した。
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