龍王 【完】
第12章

萌佳side

斗輝が倉庫に行ってから、リビングに行き4人で夕食を
食べてからTVゲームを望君を含めてやった。

今日はお風呂から上がると、リビングに斗輝がいた。

「お先にお風呂いただきました。お義母さん…って、
な…なんで斗輝がいるの?」

「いたら悪いか…萌佳。」

「ち…違うよ。遅いのだと思ってたのに、早く帰ってる
なんて思わなくて…」

「わかってるよ。萌佳にちょっとイジワルをしただけだ。
さぁー部屋に行こうか。」

斗輝は手を伸ばして私の手を握ると義父母に『おやすみ』
と言って歩き出したから、慌てて私も『おやすみなさい』
と言った。

部屋に入ると…ギュッと抱き締めて

「今日、面子に報告した。
13代目の早期引退と、14代目を准に決めた事。」
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