龍王 【完】
昨夜、泊まった真帆さん。

「真帆さん、おはようございます。」

「萌佳、おはよ!それと“敬語”と“さん”はなしね。いい?」

「でも…」

「いいの。敬語使ったら許さないからねいい?」

「うん。真帆。」

『よく出来ました。』っていって、頭を撫でた。

少し距離を感じなくなった気がした。

でも、それは真帆限定なんだけど…

2人で、朝食を食べた。

真帆とケー番を交換する時に『ゲッ』っと真帆が言う。

「何、こ、この数…」

苦笑いする真帆。きっと匠さんからなんだろう!
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