龍王 【完】

斗輝side

目が覚めると萌佳が俺を起こす。

学校に遅刻するとー…

『身体、大丈夫?』と聞けば大丈夫と言う。

俺が着替える間に、サッサと着替え降りていく。

最近、俺らの弁当を作る。

俺と弟の望だけだったが…

親父までもが言い出した…

ハァー

溜息をつくと、お袋が交代で作ることになった。

着替えてリビングに行けば、親父と望がテレビを
見ている。

「おはよ、兄貴。」

「あぁ。望、親父…おはよう。」

「斗輝、次に受け継ぐものは見つかったのか?」

「あぁ…」
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