龍王 【完】
次の日は学校休み、俺はお袋と萌佳と病院に行ったが、
医師からまだ目覚めないと言う。

お袋も萌佳も心配しててみてる方が辛い。

2人とも面会に入りたがらないので俺だけ入った。

萌佳の時のようにたくさんの機械が体についてて
痛々しい。

「望、いつまで寝てるんだ―…
お前が助けた女の子は無事だったぞ!
感謝してた。会いに来るらしいから、いい加減起きろ。」

寝てる望に話しかけた。

機械音がピッピッピッ―…

響くだけ…。
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