龍王 【完】
「そう言えば、十也さんの教え子って言ってたが
年下なのか?ルイ?」

「そういやぁー聞いてない。
十也さんにも、ナオさんにも…」

倉庫の周りに爆音が響く。

「帰って来たな。」

「あぁ。」

「だが、十也さん達がまだこねえな…」

「俺、連絡してみるな。」

あいつ等から離れて電話をかけた。

プルルルル……

《はい。ルイか?》
< 617 / 698 >

この作品をシェア

pagetop