龍王 【完】
「萌佳は俺が送る。帰るぞ!」

「あっ…うん。皆さんおやすみなさい。」

カバンを持ちドアへ向いて歩き出すと

「萌佳、バイバイ。」

「萌佳ちゃんおやすみ。」

「明日な!」

部屋から出ると時が待てて車に乗り込んだ。

「ありがとうございました。」

お礼を言うと、運転手さんは『おやすみ』と声をかけてくれた。

私が降りると斗輝も降りた。

えっ…

「話がある。部屋に行ってもいいか?」
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