【フェチSS】
こんな青空の下でよからぬ妄想を膨らませていたせいか、気づけばブルーが視界から消えていた。

探そうとしたその時。


「何か用?」

「辻?」


振り返った先にはよく知った顔と鮮やかなブルー。


「ストーカーは犯罪だよ」


ありえない。同期じゃん。毎日出会ってるじゃん。それに私はストーカーじゃない。


「ストーカーは想いが届けば純愛だよ」

「それ告白?」


一瞬考えて顔が熱くなる。


「違う、断じて違う。一般論! てか辻って気づいてなかったし」

「じゃあ何でついてきたの?」


墓穴だ。もう観念するしかない。

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