幼なじみ

克哉の彼女


雪奈side


あたし達は2年生になった。

「雪奈!あたし達、また同じクラスだよ!」

「やった~♪」

もえかと抱き合って喜びながら、あたしはクラスの名簿を見た。
あたしの名前の後ろを見る・・・
すぐ後ろにあるはずの場所には、かっちゃんの名前はなかった。

また違うクラスかぁ・・・

その時、

「雪奈、おはよ・・・今年は一緒だね・・・」

「あ、健ちゃん!えっ?!ホント?!健ちゃん同じクラスなの?!良かった~♪健ちゃんが一緒だと、心強いよ!」

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