君がいた奇跡
失ったモノ
ある晩の事。

私は入浴するため、浴室に入った。

シャワーを浴びて、丁寧に髪を洗う。

洗い流し、ふと下を向くと、茶色の物が
散らばっている。

「なんだろう……」

私の心に思い当たる事があった。

もしかしたら、これは私の髪かも
しれない。

嫌な予感がよぎる。

そんなはずない。

そう思って髪に触れると、簡単に
落ちた。

「キャー!! 」

ショックで思わず、悲鳴を上げた。
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