未来へのボール*SPRING*
「……。」
あれ。会長黙っちゃったよ。
てか会長、帰んないの?
すると会長はズンズンと
あたしにさらに近づいてきた。
そして。
「うわっ。」
腕を引っ張られた。
意外にも引っ張る力は強くて、
あたしは先輩の胸に飛び込む。
………飛び込む?
「入んねぇならこのまま無理矢理
連れてくぞ。」
あたしは先輩に抱き締められた。
このままはさすがに…うん。
あたしにも
人並みの羞恥心くらいあるし。
しかも先輩って
通称:イケメン だし。
仕方ない。