恋人のルール(ベリーズカフェバージョン)
「彩乃?」


覚醒してきた耳元で、涼の声が飛び込んできた。


「えっ?あ!きゃっ!」

 
瞼を開くと、涼がベッドに腰を掛けて自分を見ていた。
 

 
彩乃は驚いて飛び起きた。


スーツ姿もステキだが、今着ている黒いシャツのカジュアルな姿もカッコいい。


と、見惚れている場合じゃないのにっ。


「涼ちゃん!どうして、ここにいるのっ?」

 
実家の自分の部屋にいる涼にあ然となる。


< 46 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop