I love you.【更新休止、詳しくは感想ノートへ】





そして、20分ほどして、目的地についた。



黒澤君のお母様は副社長だったらしい。


その為か、人が多かった。




受付を済ませ中へ進むと、校長と教頭もいた。


すると、二人は私に気付いたので、灰岡先生と共に校長達の元へ行った。



「どうして加藤先生が……?」


「す、すみませんっ! 私が心細かったもので、連れてきてしまいました……」



灰岡先生は、プルプルと震えながら目をギュッと瞑り俯いている。



……とても29歳には見えない。





< 108 / 146 >

この作品をシェア

pagetop