逆らう物~いじめ~

「きゃぁぁぁぁあああああ」


クラスの女子が騒いでいる。

夢じゃないの?

ねぇ



勇気…ゆうきぃ…


一葉が私を抱きしめた。


「一葉…私がヒックしたこと間違ってたヒックまさか、私のせいでッッゆ、ゆうきがあああヒック」


私は思いっきり一葉に抱き着いた。


「大丈夫、麻友は頑張った。それにお前のせいだけじゃない。俺ら皆が悪いんだ。それに勇気はまだ死んだとは限らないだろ?信じようぜ」


そっか…そうだ。

まだ決まったわけじゃない。


「うん…信じよう」




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