罰ゲームから始まる恋

『えっっ!!まじで?!かなりすごいじゃん妃!!』


電話越しに美玲のはしゃいだ声が聞こえてきた。


「えー…でもたまたまその場にいただけだし。からかわれただけなのかも〜」


私は今日の帰りのコトを一通り美玲に話した。



『妃!!これはチャンスよ!!メールするのよ!!』


「え〜…そこまで言うなら〜……」

『そしてその高梨蓮とゆー男子を使って私に男子を紹介するのよ!!』


……え?
今…なんと??


「え〜っと…私は美玲に男子を紹介するために…高梨蓮と連絡を取り合え…と…?」


『そう!!…って……違うよ違う!!決してそんな下心はなくって……』



「はーい。あなたの言いたいことはわかりましたぁ〜。」

あんなにメールすることを勧めていたのはそういう魂胆(コンタン)があったのか…


まぁメールはいつでも出来るし〜

とりあえず今日はやめておこう。


< 11 / 15 >

この作品をシェア

pagetop