夏休み
「封印、解!って叫べば何が起こるの?」
俺がそう言った瞬間、周りにいた鬼達は誰一人話さなくなった。
「え………」
奇妙な雰囲気に耐えきれなくなった俺は蒼愧の方をみた。
「星也、それを言ったら祭が楽しくなくなるよ」
蒼愧のその一言でまた鬼達は騒ぎはじめた。
今のはいったい何だったんだろう…。
「………だよな。ははっ…」
俺はそう曖昧な返事をした。
この祭にはいったい何があるというのだろう…。