夏休み


出口が見えた。


俺はそのまま走って出た。



「さぁ!早く呪文を!」



蒼愧は少し興奮気味だった。




「封印、解!!!」




次の瞬間、眩い光が蒼愧達を包んだ。




「うっ!」



目も開けられないほどの眩しいその光は赤色に変わっていった。






いったい何が起こったのだろう。





俺はもしかしたらとんでもない事をしてしまったのかもしれない。




俺は途端にそう思った。































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