アイドル拾っちゃいました
我輩はねこである
「そしてカップラーメンにお湯を入れたり、グラタンを温めてくれたりして……」


「俺がか?」


「そうよ」


 全然覚えてねえや。


「『俺は寝るけど、君はソファーで寝ていいから』って言って、あっちの部屋に行ったのよ。何か掛けるものないかなと思って、あっちの部屋に行ってタオルケットを借りたの」


「あ。もしかして君、その時俺の服を……」


「うん。床に散らばってて、シワになっちゃうと思ったから、仕方なくハンガーに吊るしておいたわよ」


 なんだ、そうか。自分でやったんじゃないのか。おかしいと思ったよ。

 しかしそんな気が回るなら、自分が食ったものぐらい片付ければいいものを、変な女だなぁ。


< 23 / 253 >

この作品をシェア

pagetop