先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
せっかく保健室にまで連れて行ったのに、
保健の先生にどうする事もできないといわれて、
タカオちゃんはとてもショックを受けた。
先生の許可を得て、
保健室前の花壇のわきに鳥を埋めることになって、
それからタカオちゃんは、
ずっと黙り込んで、がむしゃらに土を掘り返す。
その背中がとても痛々しくて、
私はこういう時は泣いた方が、
鳥の供養にもなるんじゃないかなあと言った。
ほんとは鳥なんかより、タカオちゃんの方がかわいそうだった。
だけどそれを聞いたタカオちゃんは首を横に振ると、
Tシャツのすそでゴシゴシと目をこすった。
「私も、人間だから。」