二重人格神様
黙りこむわたしに、答えを察したのかライは腕を組み私を睨む
「へぇ、聞いたんだ」
「…………」
「なら、分かると思うが、俺達神の中にはな人間を恨む奴は多いんだよ。俺もその一人、人間は簡単に裏切る、だから、お前の言葉なんか信じられないんだよ」
シュルと腰から不気味な音をたて、何かを抜くと柵の隙間からそれを私に向ける
「さて、冷静な会話は終わりだ。あの男とは、どういう関係だ?」
「…あ」
ライの瞳が細められ、今まで以上の威圧感ある眼差しで私を睨みつける
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