年下の不良くん

「てめぇ、杏
何泣かしてんだよ」

「えぇ~、杏が泣かした訳じゃないもん~
りーかが杏の名言で泣いただけだもん~
翔のアホ野郎ぅ」

ぷくっと頬を膨らました、杏

ホント、変なとばっちりさせてごめんなさい

「違うの、私が勝手に泣いただけ…
大丈夫、もう心配ないよ
ごめんね、二人とも」

「なら良かった
何かあったら言え
……杏、悪かったよ」

「えー、気持ちが籠もってない気がするぅ」

「はっ、何言ってんだよ!?
ちゃんと籠もってんだろーが…!!」

「あははっ、翔メッチャからかわれてやんの!!
バリおもしれー!!」

「お前までっ!!」

ふふっ、また始まった

言い合ってる三人に耳を傾けながら料理をしていると完成してしまった

杏が手伝ってくれたから、いつもより2倍早く出来た

それを四人で美味しく、楽しく頂いた

そして、杏は彼氏に会うために帰って行き、麻衣も少しして帰って行った
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