光の射す方へ



歩太は、圭太の目を、逸らす事なく、まっすぐ見た。



「お前、リカちゃんが優しいからって勘違いすんなよっ?」


圭太は冷たい視線を歩太に送り続ける。


「圭太、何言ってんの?
・・・歩太、関係ないじゃん!」



私が歩太を庇った瞬間、圭太はとても、ひどい言葉を投げつけた。



「同情なんだよっ!

お前みたいな、社会不適応者、


誰も相手にしねぇーんだよっ!!」




「圭太っ!」





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