釘バットと秘密のラブコール


あぁ、その麗しい我が名前。

そうですとも、俺が西城要ですとも。


「ちょっと来いよ」

遺書を残す時間をもらえませんか。

そう言いたかったけど、先輩の顔がかなりの強面だったので何も言えない。


ボッコボコに、されるのかなぁ。

さよなら、俺の内申と美しい顔…。


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