私の隣
「碓氷。
 今日はもう帰れ。
 授業サボるより早退のがマシだ。」


たけちゃんはそれだけ言うと職員室に戻っていった。


俺も早退することにし教室に戻った。


たけちゃんの言う通り憂と蜜華の鞄はなく早退したみたいだ。


俺もそそくさと家に帰った。



「おかえり−。」


家に帰り着くと聞こえるはずのない声が2階から聞こえた。


今鍵閉まってたよな…?


なんでだ!?


俺は慌てて2階に上がり自分の部屋に入る。


そこにはさっきまで言い合いしていた昌が寛いでいた。


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