私と彼とその彼女
「ただいま~」
「お帰り。ごはんは?」
おっ!今日の晩ごはんはお母さん手作りのハンバーグだっ!
「いるいる!」
「いるんだったら、手伝って!」
「はぁ~い」
今日は楽しかった!
初めは緊張したけど夏樹君とも出会えたし♥
あっ!桜にメールするんだった!
早く食べてしよ!

「ごちそうさま~」
<ピロリーン>
あっ。メールだ!
誰だろう?
<カチッ>
うそっ!
夏樹君だ!
やった~!(^^)!
[今日は楽しかったな~!また、行こな!]
返事どうしよ~><
[うん!楽しかった!また、行こうね^^]
こんなのでいいかな?
送信!
きゃあ~!送っちゃったよ!
恋って楽しい^^
<ピロリーン>
もしかして・・・
<カチッ>
はぁ~、桜だ。
[今日、何してたん?6人ぐらいでカラオケ行ってたけど・・・            もしかして、合コン!?]
桜、見てたんだ。全然きずかなかったよ。
[うん!合コンぽいやつWでね、イイ人いたの♥]
送信。
桜はどんな反応してくれるだろ?
<ピロリーン>
[うそっ!よかったじゃん!名前は?]
名前は・・・
[石田夏樹っていう人だよ(*^_^*)]
送信。
[えっ!その人って同じ学校だよ!えーっと・・・
 確か5組だったと思う!あっ、私、塾だから。
 バイバ~イ^^]
知らなかった。しかも隣のクラス!
[そうなんだ!じゃっ、塾頑張ってね♥
 バイバイ^^]
送信。
<ドン>
ベットに倒れた。
夏樹君に毎日会えるじゃん!
クラス隣だし♥!
ホント神様ありがと~~~!!

でも、私はこの時夏樹君に彼女がいる事を忘れていた。
夏樹君の大事な事なのに・・・

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