桜が舞い散る
教室に到着。



黒板に貼ってある座席表を見る。



私の席は真ん中の一番後ろ。



あゆみは窓際の後ろから二番目だった。



「あたし桜と前後がよかったっ」



荷物を置き私の前の席に座り話し始めたあゆみ。



私は相槌を打ちながら聞く。



「そもそもこのクラス嫌っ
真面目ちゃんと真面目君ばっかりっ!!」



だんだんと話しは愚痴になっていく。



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