愛してるの詩―アイシテルノウタ―
授業が終わり返る時間になり
教室の生徒も徐々に減っていった。


李菜迎えに行くか…

そう思い李菜のクラスへと向かった。


教室へと近づくと、中から李菜の声がした。

「ごめんなさい!!!あたし彼氏いるんです」

「知ってる…でも相田さんと広瀬くんてホントに付き合ってるの?」

「え……付き合ってるよ?」

何言い出すんだ?
あいつ…

「なんか…相田さんの片想いみたい」


バンッ!!!!

俺は勢いよくドアを開けた

『付き合ってるに決まってんだろ?』


そう言うと李菜に告った男は
そそくさと教室から出て行った。


李菜の片想い…?

周りからそんな風に
思われてんのか?
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