【完】好きになんてなるワケないっ!!
「茉奈もなんとか言ったらどうなの?」
お母さんが私に話を振ってくる。
神谷悠と話すことなんてないよ……。
「……ごちそうさま」
「え?もういいの?」
「お腹いっぱい……」
なんだかあんまり食事が喉を通らない。
私は自分の部屋に戻ってベッドにダイブした。
3ヵ月も本当にやっていけるのかなぁ。
不安と絶望感しかないんだけど……。
でももう仕方ない。
3ヵ月我慢するしかないんだ……。