【完】好きになんてなるワケないっ!!
「神谷くん……よく5歳のことなんか覚えてたね」
「お前が覚えてなさすぎるだけだろ」
「そ、そうかもしれないけどさぁ……」
「俺は……〝茉奈ちゃん”のことを忘れた日なんてなかったよ」
神谷くんの言葉にドキドキ胸が高鳴る。
神谷くんはずっと……昔の私のことを、想っててくれたんだ……。
でも今はどうなんだろう……。
「まぁ、まさかクラスメイトの女子があの〝茉奈ちゃん”だとは思ってもいなかったけどな」
「私も……まさか神谷くんが幼なじみだなんて思いもしなかった」
お互い、予想外の再会だったんだ。