おさななじみ
「洸輝、残念だったねぇ」

シンがオレの肩をポンと押した。

「僕がいてあげるから寂しくないぞー。」

「うっさい。帰れよシンは」

「えー。帰ってもつまんないし。今日は語ろうぜ。酒でも飲む?」

「飲みません」

「かったいなぁ、スポーツ青年は。じゃあ炭酸ジュースで朝まで語ろう」

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