†魔界戦記†
月夜の晩に駆ける者


「もう・・・いいのか?」


あくびをしながら
ホムラは二人にたずねた。

どうやらカエンたちが
逃げるまで手を出さずに
いてくれたようだ。


「紳士的な態度とっても
セイトの事、忘れたとは
言わせねー」


ハゼルが右腕に
電気を纏って威嚇する。


「ボクら・・・
怒ってるんだからね!!」


トードが珍しく
相手を睨みつける。


「別に・・・
逃げてくれなきゃ
狩りは面白くないだろ?」


手を大きく
両方に広げ
二人を挑発するホムラ。


「お前らはカエンを
追いかけろ・・・
絶対に逃がすなよ




行け!!」


後方の4人が四散する。


「ッ・・・!?待て!!」


「まぁまぁ
俺らは俺らで
楽しくやろうよ、来な」


戦いの火蓋が
切って落とされた。
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