年下の君と青春中。
「・・・すみません。俺、好きな人がいるんで」
なんと、葵はあの片山さんの告白を断った。
ビックリしたけど、実は内心、安心しているあたしがいた。
「―――・・・あ、そっか・・・。分かった」
片山さんがフラれた頃には、あたしは屋上に行く気になんて無くなった。
「・・・えっっと。も、戻ろっか?」
あたしのドンヨリとした雰囲気に、気を使って遠慮がちにしか聞いてこない香奈。
「うん、戻ろっか☆」
あたしはシリアスな雰囲気が嫌い。
だから、無理してでも明るい雰囲気を作ろうとする。