とある真夏の物語【完】
3*そして、物語の幕はおりる

*帰ってきた!


*帰ってきた!



―――




パチリ





目が覚めた私は、キョロキョロと辺りを見回してみる。





ここは…あの森?








『…真夏…起きた?』





祥ちゃんの声に私はくるりと振り替える。








『…帰ってきたんだな、元の世界に』






そう呟いて、懐かしそうに目を細めた。





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