空と天使と悪魔くん






みんなが驚いたのが分かった。





私だってエンジェルだよ…?


邪悪な気配くらいわかるもん。




「さくらは…理律から聞いたの?」



「ううん。薄々気づいてただけだよ。みんなも…理律のこと、警戒してるしさ…。」



「そっか。…あたしが何とかするから!さくらは理律のこと…諦めないであげて?」




えっ!?


いいの…?




「どうせ、諦められないんでしょ?それに…本当に理律のことが好きなら、諦められない筈だよね?」




莉亜…!




「ありがとう…!」









< 319 / 370 >

この作品をシェア

pagetop