空と天使と悪魔くん
みんなが驚いたのが分かった。
私だってエンジェルだよ…?
邪悪な気配くらいわかるもん。
「さくらは…理律から聞いたの?」
「ううん。薄々気づいてただけだよ。みんなも…理律のこと、警戒してるしさ…。」
「そっか。…あたしが何とかするから!さくらは理律のこと…諦めないであげて?」
えっ!?
いいの…?
「どうせ、諦められないんでしょ?それに…本当に理律のことが好きなら、諦められない筈だよね?」
莉亜…!
「ありがとう…!」