Material Boy

「ああ、じゃあさこれをこうして、こんな感じにしたら?」

「うん、すごいいい感じ。さすが神ね。」

遙火が少しレイアウトを変えただけで見栄えが一段と良くなる。

さすがア-ティストの技。

ふたりの間がなにか進展したというわけではないが、

いつも、近くにいるのがデフォルトなそんな関係になりつつある。


「印刷間に合うか?」


「今日発注すればあさっての朝には届くはず。
 
 スタンプは間に合わないからステッカ-貼ってもらう。」


プリント会社にデ-タ-を送り発注を済ませる。



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