こんなかたちではじまる恋
「いや…っ」

「嫌なの?下はこんなに濡れてるのに?」



静かな部屋にあたしの卑猥な音が響く。
自分のそんな音、初めて聞いた。



「恥ずかしい…っ」

「さやかってそういうカオもするんだね…すげー興奮する」



綾野はゆっくり熱くなったものをあたしに入れてくる。
でもなかなか入ってこない。
あたしの反応を楽しんでるかのように。



「意地悪…しないで」

「何が?」

「わかってるくせに…」

「何を?」

「早く入れて…!!!!」



あたしがそう言うと、綾野は優しくキスをして、一気に入ってきた。
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