息が止まるほど愛して欲しい



「多分、俺もう瑠花以外なにもいらない。瑠花がいないと生きていけない。……瑠花、俺瑠花が好き。瑠花が一人暮らししてるなんて不安過ぎる。お願い、一緒に暮らして?」

「………蒼太……そんなに苦しんでたの?自分が押さえられなくて、いっぱいいっぱいだったの?」




「……………瑠…花………?どうして…泣いてるの………?」






あぁ、私は蒼太の何を見ていたんだろう。



-緩やかに滑り落ちる「太陽の涙」は硝子を少しずつ溶かし滑らかにしていく-
第五章
終わり
< 21 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop