天然小悪魔彼女。

もう1回ーさくらsideー



《さくらside》


「───ね、ねぇ翼くんっ…」


「ん~?」


「は、離れようよっ…」


「…んー…無理だな」


「えぇっ…ひどいよっ…」


お昼休み、あたしは翼くんとお昼ご飯を屋上で食べていた。


正確には、お昼ご飯は食べ終わってるんだけど…。


問題は……あたしの座っている場所。


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