天然小悪魔彼女。


とことんさくらに弱いな、俺……。


「あのね、翼くん。あたし、翼くんだけが好きだよ?」


俺の制服の裾をつかみ、さくらはそう言った。


あー…可愛すぎだろコラ。


「……あのさ、それ計算?」


いきなりそんなこと言ってくるなんて計算か?


「計算?なんの?」


計算…なわけねぇか。


< 353 / 390 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop