★恋と王子と超能力!★
「……で、ずっとここにいるの?」

「仕方ないでしょ…私達は遊びにきたんじゃない、警備しに来たの。文句言わない!」

「えぇ~!」

あれから1時間、私達はパーティー会場のドアの前で見張りをしていた。

私も中に入りたいのは山々だが、仕事だから仕方ない…。

隣で奏がブーブー言っていると、聞いた事のない声が聞こえた。

「君たちが今回の警備員?」

振り返ると、とてもがっしりした男の人が立っていた。

「はい」

「まだ幼いのに偉いね。僕たちがここを見てるから、君達は中の見張り番をしてくれ」

そう聞いた瞬間、奏は目を輝かせた。

「いいんですかぁ!?」

「あぁ、いいよ」

男はにこっ、と優しい微笑みを見せた。…以外と優しいんだな。

「それじゃあ、お言葉に甘えて」

「ありがとうございます!!行こ!まほっち!!」

「わわ!ちょっと!!」

奏に手を引かれ、吸い込まれるように会場に入った。




「元気なお嬢さんだな」

「あぁ」
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