いちごみるくちょこ
「二葉…
お前説得力あるな。」


「安西看護婦ってよんでくださいよ!
まったく…」


「あーすまんすまん」

相変わらずの痴話喧嘩。


「あ、永愛ちゃん。
優しいのか優しくないのかわからない人って龍くんでしょー?
話を聞く限りでは龍くんはぜーったい…」



話が途切れた…。


「絶対…なんですか?」


「んーなんでもない!
わたしが思うことがただしければそのうち分かると思うわよ。」


ニコッと笑って言う二葉さん。


「参考にさせていただきまーす。」


「よし!よろしい!
じゃあそろそろ帰りなさい!
混む時間になってきたわ。」


「はい!」


聞いてもらえてすごいすっきりしちゃった!








ー*ー


出入り口の扉にもたれかかってたっている斉藤龍。


やっぱりいた…


「斉藤龍!」


「永愛遅い。
結果は?」
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