いちごみるくちょこ
~学校~

「亜美ちゃん・・・なんでわたしの手にアルコールかけてるの?」

「消毒よ!消毒!!昨日斎藤に手握られてたでしょ!?このままじゃ永愛の手が汚れる!!」

「大げさだよ・・・もうアルコールかけないで・・・アルコール臭い・・・」

「分かったよ・・・それより!今日は転校生くるね!!」

「あ~そうだね!」

「あんまり興味ないけど・・・」

「なんで?楽しみじゃん!」

「わたし年上にしか興味ないし!」

「そういうことね・・・なんで年上!?」

「お金持ってるじゃん!」

亜美ちゃん・・・さっきのは聞かなかったことにしよう。



キーンコーン・・・

「じゃあ席つくね!バイバイ!!」

「亜美ちゃんバイバイ!」

転校生・・・か。

女の子がよかったな。

男の子は興味ないかも・・・
先生が来た。

「みんな~~今日は転校生来るぞ。」

「男でしょ!?」

「はやく教室入ってきて~~~!!」

みんな口々に言う。

「静かにしろ!!お前ら!よし。転校生!入って来い。」

「はーい♪」

転校生が入ってきた。

「「「「「「「キャ―――――――――!!!!!!」」」」」」」

女子がほぼみんな同時に叫んだ。(永愛と亜美以外)

うるさい~~~!鼓膜破れるよ・・・

転校生見えないし・・・

「こらお前ら!静かにしろ!座れ。」

みんなが座ってやっと転校生の姿が見えた。

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