*恋に不器用な私*




そして、私たちはまたいつものように、授業をさぼり、誰にも使われていない旧校舎でさぼっていた。




「先輩…。」




「舞…。」




私たちは、会えることのうれしさ、そして愛おしさを、互いに教えあうかのように、長い長いキスをした。




「ん…は…あ…」



甘い吐息が漏れる。



すると、先輩はキスをやめ、微笑んだ。




「先輩?」



「舞、マジでかわいすぎ…。」




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「また顔真っ赤!」



先輩は笑った。





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