蝶龍Ⅰ


梨「そうなんだ…」


何だかもう驚き通り越したよね


紘「それじゃあ梨羅、そろそろ行こうか」


梨「はーい」


私は立ち上がった。


竜「また来いよ~」


梨「気が向いたらね、じゃあね~」


そうして私は紘ちゃんと共に理事長室を出た。



~梨羅が出て行った理事長室~



竜「梨羅、お前はまだ心から笑えないのか…」


この言葉が梨羅に届くことはなかった。




< 12 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop