蝶龍Ⅰ




來「ごめんね、気づいてあげられなくて」


そういってみんな謝ってくる。



梨「全然大丈夫だよ。それに何もされてないし、怖くなかったから!!むしろ、次はどんなことしてくるのかな~って楽しみだったくらい。だから謝らないでよ」



そう言うと、みんな私を見て苦笑い。




怜「お前すげぇな、楽しみって…」

呆れ顔の怜斗。


來「やっぱ梨羅ちゃんおもしろいね」

ニコニコ笑ってる來。


日「梨羅ちゃ~ん」

抱きついてくる日向。


圭「梨羅の怖いもの見てみたいわ」

珍しく静かな圭汰。


李「…フッ」

珍しく笑う李輝。



こんなみんながいる金龍はやっぱり私の大切な居場所だな…

改めてそう思えた。




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