御曹司なんてお断りっ◆

昴の好意はうれしいし、


私もーー多分。  ーーー好きだと思う。



思わず、唇をなぞる。


キスも嫌じゃなかったし。



昴の優しい唇の感触を思い出して
志保は顔が紅くなる。



でもーーー

やっぱり昴さんは財閥の御曹司なわけでーー
好きってだけじゃぁ・・・
そう簡単には行かないーーーー。







家を捨てるとまで言う昴に心が動いた。
でも……




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