御曹司なんてお断りっ◆


志保はぎゅっと昴を抱きしめた。

「志保?」

「昴さん。

 私の大好きな家族たちに会ってくれますか?」


「もちろん。 会いたいんだけど?」


その言葉に、志保はまた、楽しそうに笑った。






今から行くぞという昴に、
志保はまた楽しそうに、

「では、今父はフロリダ、母はイギリス。
 兄の建志はオーストラリア。
 祖父は北海道にいますけど、どちらから行きますか?」

「は?----志保の家族って・・・何者?」

その言葉に、また笑った。










昴が志保の家族に挨拶をして、
ようやく婚姻届を提出できるのは
もう少し後のお話。





=おしまい☆==


長々とありがとうございました。
ようやく完結いたしました。
皆様のおかげですw
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